- 2016.04.21
- 一般公開
ヤルタ協定が招いたモンゴルの悲劇
『週刊新潮』 2016年4月21日号日本ルネッサンス 第701回「日本はかつての植民地や勢力圏の国々に対して、もっと積極的に関与していった方がいい。フランスのように、旧植民地に対して責任ある前向きの関与があった方がいい」 こう語るのは静岡大学教授の楊海英氏だ。氏は南モンゴル(内モンゴル)のオルドスという高原で生まれた。これまでに『チベットに舞う日本刀』(文藝春秋)、『墓標なき草原─内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録(上下)』(岩波書店)でそれぞれ、樫山純三賞及び司馬遼太郎賞を受賞した。樫山純三賞は現代アジアについて独創的で優れた著作に与えられる賞である。...