- 2015.10.03
- 一般公開
李登輝元台湾総統が語る「本当に頼れる国は日本」
『週刊ダイヤモンド』 2015年10月3日号新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1102 台湾安全保障協会主催の「アジア太平洋地域の平和と安全セミナー」で講演するために、久しぶりに台湾を訪れた。米国が世界の警察官ではないと宣言し、中国が力に任せて膨張する中、中国不変の最大の狙いが台湾併合である。これまで台湾の強力な後ろ盾だった米国だが、実は中国との外交取引の中で、台湾擁護の政策は複数回にわたって揺れてきたというのが、台北にある国立清華大学アジア政策センターの主任教授で米国人のウィリアム・スタントン氏の主張だった。どこから見ても台湾はかつてない深刻な危機に直面している。その台湾が最終的に頼れる国はどこか。国民党の馬英九総統は明らかに中国だと考えている。国民党と対立する台湾人の政党で最大野党、民主進歩党(民進党)は米国と日本だと考えている。...