- 2024.11.07
- 一般公開
大敗の責任は石破氏自身にある
『週刊新潮』 2024年11月7日号日本ルネッサンス 第1121回自民党を刷新して党勢立て直しをはかるはずだった石破茂総裁の下、自民党は逆に歴史的敗北を喫した。にも拘らず、石破氏の反応は鈍く、的外れだ。氏は大敗の原因は自分ではなく、他者にあると見做してやまない。10月28日午後2時からの記者会見で、石破氏は大敗北のおよそ全ての原因を「政治とカネ」問題に帰した。必要以上に丁寧な言葉遣いで氏は語る。それをよく聞くと、石破氏が本質的に「巧言令色鮮(すくな)し仁」の人だと思えてくる。会見では以下のように繰り返した。「自民党は心から反省しなければならない」「国民の皆様方から極めて厳しいご審判を戴いた」「自民党は反省が足りないと、そのようなご叱責を賜った」。だから「政治とカネについてはさらに抜本的な改革を行う」として、「政策活動費の廃止」「旧文通費(調査研究広報滞在費)の使途公開」、監視機関としての「第三者機関の早期設置」に言及した。...