- 2019.05.23
- 一般公開
台湾が危ない、中国の侵略阻止に力を貸せ
『週刊新潮』 2019年5月23日号日本ルネッサンス 第852回週末、東京・池袋のホテルで、台湾の与党民進党の前行政院長(首相)、頼清徳氏に取材した。一言で言えば爽やかな感じの人物だ。台湾出身の金美齢氏は、「政界一の美男」と評したが、むしろ「穏やかな知性の人」という印象が先に立つ。頼氏は59歳、元々内科医だった。政界に転じ、立法委員(国会議員)、台南市長を経て2017年9月に蔡英文政権の行政院長に就任、今年1月に職を辞し、来年1月の総統選挙に名乗りを上げた。心意気やよし。しかし、頼氏の前には、穏やかな知性だけでは到底越えられないハードルが二つある。➀民進党内の選挙で党の候補者に選ばれること、➁本選挙で国民党に勝つこと、である。...